メロンの栄養と健康効果

メロンの賢い選び方と保存法

現在、日本向けメロンの主な輸出国となっているのはアメリカ、メキシコで、ハネデューメロンです。逆に日本産メロンは中国（香港）にマスクメロン（アールスメロン）が輸出されています。


さて、いいメロンの見分け方（選び方）ですが、網ありメロンなら、やはり丸みがキレイで、網目も均等にクッキリと細かく広がっているものを選びたいものです。基本的に網1本1本がしっかり盛り上がっている方が良品とされています。


果皮の色は、網あり網なしどちらも色付きが均一な方が良品です。また、どちらも重みのあるほうが種の比率が低くて肉厚です。味も優れています。


メロンの保存方法についてですが、まだ完熟していないメロンなら追熟させる必要があります。これは常温（20～25度）で保存します。追熟期間は品種によってばらつきがありますが、収穫から5～7日が目安となります。


食べ頃になったメロンは、香りが増してお尻の部分に少し弾力が出てきます。こうして熟したら、食べる直前の2～3時間は冷蔵庫で冷やしましょう。カットしたら種を取ってからラップで包み、冷蔵庫に入れます。冷やし過ぎはNGで、味が落ちてしまうので要注意です。


最近は食品としてのバラエティーも増えています。シャーベット・アイスクリーム・ソフトクリームのメロン味は定番ですし、メロンゼリーも人気です。


「生ハムメロン」は、イタリア料理の代表的な前菜ですし、砂糖で漬け、乾燥させたドライメロンも固定客がいます。マクワウリやシロウリなら果実を皮ごと塩漬けしたものもあります。デザート以外でもいろいろメロンの健康効果を利用したいものです。